HOME > あづみ野の魅力
3,000m級の北アルプスを眺めながら深呼吸。「気持ち良い!」
爽やかな空気がカラダいっぱい感じられます。
心地よい風・鳥のさえずり・草木の葉音を聞きながら歩いたり、サイクリングも心地良い。
蜜のたっぷり詰まったりんご・おろしたてのわさびの香り・みずみずしい野菜・名水で炊き上げたお米・美味しいお酒・・・
「美味しい!」がたっぷりの安曇野の食材は、美と健康がいっぱい詰まっています。
目の前に広がる日本一のわさび田は、安曇野でしか見られない風景。
年間を通じて13℃のこんこんと湧き出す北アルプスの雪解け水に手を入れると、「冷たくて気持ち良い!」
北アルプスの秘湯 中房から引湯した
アルカリ性単純泉PH値8.5の「美人の湯」として評判です。
ゆったり入ればお肌しっとり。
標高3,000m級の北アルプスがそびえるあづみ野は、平坦な複合扇状地が伏流水を生み、大地と生活を豊かにしてきました。豊富な湧き水の量は1日に約70万トンで、「安曇野わさび田湧水群」は環境省の名水百選に選出されました。水温は一年を通して約13℃と安定しており、わさびの栽培に適しているため生産量は日本一です。また、きれいな水でしか育たないニジマスとブラウントラウトをかけあわせた信州サーモンも養殖され、新たな名物となっています。
北アルプスの雪解け水の恵みの食材をお楽しみください。
安曇野の西にそびえる標高3,000m級の北アルプス。夏の登山シーズンにはたくさんの登山客が訪れ頂を目指します。燕岳~常念岳~蝶ヶ岳のルートはパノラマ銀座と呼ばれ、槍ヶ岳を眺めながら縦走が楽しめます。安曇野の平野から眺める北アルプスは、特に早朝。朝日が当たる姿は早起きした人にしか見られない贅沢な景色。夕暮れの夕日が沈む姿もシルエットが稜線を照らします。安曇野の東側の標高900mを超える長峰山・光城山の山頂からは、北アルプスと安曇野の里の風景が一望でき、ずっとそこにいたくなる景色です。
4月下旬頃、田んぼに水が入るようになると、青空も一層映え、田んぼの水面は鏡のようになります。その様子は「水鏡」と呼ばれ、北アルプスを見事に映し出してくれます。今では田園風景が広がる豊かな土地ですが、それを実現したのが約200年前に作られた「拾ヶ堰(じっかせぎ)」と呼ばれる農業用水路です。扇状地であるため、地下に水がしみ込んでしまい、元来、農業に向かない土地でしたが、たった3ヶ月、7万人近い人々によって、約15kmに渡り開削されました。今では約1,000ヘクタールの田を潤しています。拾ヶ堰に沿った「やまびこ自転車道」も整備されているほか、6月第1日曜日に行われる人気の「安曇野ハーフマラソン」のコースの一部にもなっており、毎年たくさんのランナーの方が安曇野を駆け抜けています。
夏の風物詩といえば、毎年8月14日に開催される「安曇野花火大会」で、約1万発以上の花火が打ち上げられます。秋には、米、きのこや野沢菜、りんごなどが収穫され、自然の恵みを存分に感じられます。初冬には雲海がみられることも多く、長峰山からみる北アルプスと雲海の共演は絶景です。そのころになると、シベリアから渡ってくるコハクチョウも見られ、その数が100羽を超えると光城山に白鳥飛来のライトが灯ります。
安曇野には4ヶ所に、異なる泉質の温泉がわき出しています。代表的な「穂高温泉郷・中房温泉・有明温泉」のお湯は、アルカリ性単純泉PH値8.5の「美人の湯」として評判です。安曇野に泊まってももちろん楽しめますが、日帰り温泉が楽しめる施設もたくさんあります。また、気軽に楽しめる八面大王の足湯も疲れを癒してくれるスポットです。
安曇野の地名の元になった「あづみ族」は、古代北九州を拠点に活躍していた海洋民族であったといわれており、今なお続く地元のお祭りではそれを感じることができます。毎年9月26日・27日に行われる「御船祭り」は、船形をした山車に穂高人形が飾られ、祭りの最後では、神社に曳きだされた山車がぶつかり合う、なんともダイナミックなお祭りです。
あづみ野で目にするものの一つが「道祖神」です。市内に約600体あるといわれ、厄除けや五穀豊穣、縁結び、子孫繁栄など身近な守り神として暮らしに根付いてきました。道祖神はいろいろな種類があり、双体道祖神は男女の神様が仲むつまじく握手をしている”握手像”を始め祝言像・笏扇像・合掌像・抱擁像・接吻像などが有り、ほほえましい愛のかたちを表しています。また、文字が書かれている道祖神や色付けがされているもの、桜の下に佇む道祖神もあります。お気に入りの道祖神を探しに安曇野を周ってみてください。
あづみ野は、初めての旅行者にも、リピーターでも、誰でも楽しめる見所が沢山あります。自慢の北アルプスを登山するのもいいですが、里山に登ったり、渓谷を歩いたり、ノスタルジックな国鉄の廃線敷を歩くのもおすすめです。北アルプスを源流とする川がいくつもあり、川下りやラフティングなどの川遊びも人気があります。全身で自然を感じれば、ココロもカラダも元気になれます。県道25号線(通称、山麓線)には、隠れ家のようなカフェや素敵な美術館、こだわりのお店やペンションやゲストハウスもあります。たくさんあって、一度では回り切れないほどです。そんなあづみ野をめぐるには、北アルプスを眺めながらドライブするのもよし、風を感じてサイクリングもよし。見たいところ、行きたい場所で、組み合わせは自由です。
日照時間の長さと昼夜の寒暖差は美味しいものを育みます。一度は食べたい信州そばや郷土料理のおやきはもちろん、地元の食材を使ったイタリアンやフレンチもあり、最近増えているパン屋などのこだわりのお店も訪れたい場所の一つです。地酒、地ビール、ワインなど、食事をさらに豊かにしてくれる飲み物も多くあります。